みなさんこんにちは、i-form完全個別対応授業担当の渡辺です。

今回は直角三角形が描けるようになった生徒のお話です。

 

ある日小学生のA君と算数の図形の問題を解いていました。それは直角三角形の面積を求める問題です(写真①の青い三角形です)

写真①

簡単な問題ですが、Aくんはなかなか解けません。そのうち私は「そもそもこの子は直角三角形の形を把握できているのだろうか」と疑問に思うようになりました。

そこで試しに直角三角形を目で見たままに描いてもらったところ、写真②のようになったのです。

写真②

まず、「直角」を把握していません。(写真②の真ん中下あたりの三角形たちがそうです)

次に、高さが底辺の2倍だという「長さ」も把握できていません。(写真②の右下や右上の三角形などがそうです)

さらに、直角が右下にあるのか左下にあるのか、縦が横の2倍の長さなのか、横が縦の2倍の長さなのか、という三角形の「向き」も把握できていませんでした。(写真③)

写真③

図形が正確に把握できていなければ問題は解けません。また、日常生活においても、簡単な地図を読んだり描いたりすることがままならないでしょう。これは大変だということで、何度も直角三角形を写す練習をしました。

 

練習を何週にもわたって続けるうちに、なんとかかけるようになりました!頑張りました!

 

i-formでは他にも

・時計を読む

・何分後、何時間後を理解する

・長さ(m,cm,km)をメジャーや部屋の大きさ、塾から家までの距離などを使って理解する

・定規の押さえ方を身に付ける

・垂直・平行などの言葉を体の動きで覚える

など、実際に手を動かしたり、身近な問題に引き付けたりして算数を勉強しています。

 

こういった勉強の仕方はなるべく低学年のうちに身に付けておくのが望ましいです。

お子様の学習に不安をお感じの保護者の方は、出来るだけ早いうちにi-formにご相談ください。

 

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