「お話しし放題」
通常、塾や学校で勉強をするときは、私語厳禁です。
隣の人とおしゃべりをしていたら、学習内容が頭に入ってきません。
うるさくしていたら、周りの生徒が勉強に集中できなくて、迷惑がかかります。
i-formでは基本的に私語をしてもオッケーです。
話をしたがる生徒は、「自分の話が人に聞いてもらえる」という安心感がまず必要です。
「誰も自分の話を聞いてくれない」と思っていたら、勉強どころではありません。
初めはある程度の成績を収めていた生徒でも、自己肯定感が低下し、成績はどんどん落ちて行ってしまうでしょう。
ですから、お話はどんどんしましょう。
ただ、うるさすぎるとほかの生徒に迷惑になりますし、1時間の授業で何もしないということがあってもいけませんので、節度はある程度保ってもらいます。
「質問され放題」
斉学舎では「質問し放題」を謳っていますが、i-formには、そもそも何を質問すればよいのかが分からないという生徒もいます。
聞くべきことがあまりにも多すぎて頭がパンクしている、あるいは質問をするときに何と言って聞いたらよいのかわからない、そういった状態の生徒が講師に質問をすることは困難です。
i-formでは、生徒が質問をする前に、講師のほうから質問をします。
「どこがわからないの?」といった漠然とした質問ではなく、
「分数の割り算わかる?」
「計算の順番って知ってる?」
「冠詞のaがつく単語とつかない単語の区別はつく?」
「複数形って何のことかわかる?」
などと、具体的に聞きます。
そして、言葉のやり取りだけでは分かったかどうか講師にも生徒本人にもわかりません。
言葉の概念が難しいという場合もありますが、生徒と講師の間に言葉の使い方のズレがあるかもしれないからです。
そこを修正するために「実際にやってみる」ということが必要です。
問題を解いてみて、修正点を探り、再び質問をしていきます。
これを繰り返すことで、講師と生徒の間のコミュニケーションを円滑にする。
「質問され放題」はこれが狙いです。