みなさん、こんにちは。i-form担当講師の渡辺です。今回は叱られてもヘラヘラしてしまう生徒への対応についてです。

先生や親に叱られているにもかかわらずヘラヘラ笑ってしまう生徒がいます。こういう態度は相手をさらに怒らせます。このまま放置しておくと、他人との関係性が悪くなる、反省できない人間になってしまうなど、よくないことが起こりますから、やめさせなくてはなりません。先生や親がもっと強く叱ったらやめる生徒はいます。しかし、大きな声で怒鳴られても笑い続ける生徒、無表情になって自分の世界に閉じこもる生徒など、効き目がないもいます。こういった生徒には別の対応を取らなくてはなりません。

i-formでは

①淡々と「侮辱はやめて」と言う
②普段から真面目に向き合う時間を作る

といった対応をしています。

①淡々と「侮辱はやめて」と言う

 親や先生が叱るときとは真面目な状況です。親・先生は真剣に話しています。そのときに生徒がヘラヘラしていたら、それは親・先生を侮辱していることになります。ひどいですね。だからこそ親・先生は怒りを感じて怒鳴りたくなるわけですが、i-formではそうはせず、生徒に「君は私を侮辱している」と伝えます。
「今は遊びの時間ではなく、私は真剣に話している。それなのにヘラヘラ笑っているということは、君は私に向かって『お前の話なんか聞くに値しない』と言っていることになる。ひどいことだ。」と状況説明をしながら「君はひどいことをしている」と伝えます。実際には相手に合わせて言葉を変えます。必要に応じて生徒に「自分ではどう思うのか?」と問うこともあります。
生徒の方でも先生を侮辱したいと思っているわけではないので、ヘラヘラすることを止めます。止めずとも、きまり悪そうに笑うというヘンな態度にとどまることもありますが、変化があればそれで良しとします。同じことが起こるたびに繰り返すと、だんだんヘラヘラしなくなってきます。

 

②普段から真面目に向き合う時間を作る

こちらは、生徒を叱っているときではなく、普段の接し方です。普段から講師と生徒が真面目に向き合う時間があれば、まじめな態度を取ることに慣れます。いざ叱られるとなった時に生徒は「あ、これは真面目な顔をしないといけないな」と気づきますし、まじめな態度も取れます。
やりやすいのは「挨拶」です。私は「授業終わりの挨拶を真面目にする」ことをしばしば行います。講師・生徒両者が向き合い、背すじを伸ばしてまっすぐ立ち、「ありがとうございました」と言って頭を下げる、これを真剣に行います。動きが乱れたり笑ったりしたらやり直しです。出来るまで何度でもやります。
あいさつでなくてもよいのですが、生徒が真面目に・真剣に人と向き合う時間を普段から少しでも持つことが大事です。

 

上記の方法は小学生にも中学生にも有効です。ヘラヘラするなど態度が悪い生徒・お子様にお困りの方は、ぜひ試してみてください。

 

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