みなさんこんにちは。

i-form(アイフォーム)完全個別対応授業担当の渡辺です。

いきなりですが

勉強が苦手な子は時間管理が苦手です。

時間管理というと様々な場面で求められることですが、今回は勉強中の時間管理についてです。

i-formの生徒Aくんのエピソードを例にお話ししましょう。

Aくんはマイペースな男の子です。

自習中に数学の問題を1人で解いているのですが、問題を解くのがいつもゆっくりです。

人にはそれぞれのペースがありますので、問題を解くのがゆっくりなことそれ自体は悪いことではありません。

ただ、わからない問題があると、そこで止まってしまいます。

考え込んで、そのうち考えるのをやめて10分も20分もぼんやりしてしまうのです

時間というものは有限です。

勉強に多くの時間を割くことは必要ですが、固まってぼんやりしていたらそれは勉強ではありません。

数学の他の分野も勉強が必要ですし、他の教科の勉強もしたいです。

 

そこでAくんには「タイマー勉強法」を行ってもらいました。

これは、タイマーを使って勉強時間を区切る、という単純な勉強法です。

例えば、正負の数のプリント1枚を解く時に、タイマーを10分にセットします。

この時間内で問題を解く、どんなにできていなくても10分以上は時間をかけない、と決めておきます。

タイマーがかかっているときはおしゃべり厳禁です。

集中して解きます。

少し考えても糸口が見えない問題は飛ばしてしまいます。

こだわりすぎず、ある程度で切り上げることが大事です。

時間が来たら終了です。

わからなかった問題は、解説を読んで理解するようにします。

 

「タイマー勉強法」は「速く解く」ことが目的ではなく、「時間を区切る」ことを目的としています。

Aくんの場合、漠然と勉強をしていたために「終わりが見えない」と思ってしまい、集中力が続きませんでした。

「時間を区切る」ことでAくんは問題を解く時間の目安がわかり、勉強のペースを作ることが出来ました。

 

この勉強方法でAくんは以前より多くの勉強量をこなすことができるようになりました。

そして期末試験の数学では点数を20点上げることができました。

 

勉強時間の管理が苦手なお子様の保護者様、ぜひi-formにご相談ください。

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