皆さん、こんにちは。i-form代表の斉藤です。
さて、今日は、勉強が苦手な子の高校受験について。
勉強が苦手なお子様に対して、保護者の方は
「うちの子、どこの高校も行けないのでは!?」
という心配をされることがあります。
(特に、発達障がい・学習障がい・グレーゾーンの方)
確かに、中学校のテストで50点未満の場合、通知表は「2」になることが多く、
「2」が多いと行ける都立高校はぐっと減ります。
例えばですが、右の写真をご覧ください。
都立高校の偏差値表を、拡大したものです。
線を引いた「都立葛飾野高校」は、偏差値41で換算内申39です。
換算内申39=通知表オール3ですから、
「2」がつくとそれだけで高校受験はピンチです。
さて、それでは「2」が複数ある場合はどうしましょう。
例えば、ADHDやLDなどの特性がある、もしくはグレーゾーンの場合、複数の科目が50点未満になることはよくあります。
(ちなみに私の過去の教え子、0点~20点の子は両手の指では数え切れません)
さて、このような場合行ける高校はあるのでしょうか?
「出来れば一番偏差値が低い葛西南高校は行かせたくない・・・」
そうお考えではないでしょうか。
ちゃんとあります!
例えば都立高校であれば、
・太田桜台高校
・赤羽北桜高校
など。
一番大事なのは、早めに志望校について一緒に考え、「将来の目標」を持つことです。
さらに一言でいえば、「向上心」が必要です。
前述の「太田桜台高校」は、普通科ではなく、「ビジネスコミュニケーション」という学科です。
商業高校から算数を減らして英語を増やしたような高校です。
「赤羽北桜高校」は、福祉や保育の学科の高校です。
どちらの都立高校も、葛西南高校と同じくらい入りやすいですが、特色ある高校です。
向上心を持ち、早く準備を始め、基礎学力をつけることで、目標と目的を持った高校生活を送ることが出来ます。
お子様のお勉強でご心配な方は、お早めにお問合せ下さい。