前回の記事の中で、i-formの授業の特徴は
授業中に
「解けなかった問題だけを、
繰り返し練習すること」
だと申し上げました。
(前回の記事はこちら→【i-formの授業はココが違う①】 )
今回はその方法を具体的にお話ししたいと思います。
中学校の数学を題材にとります。
例えば文字を含んだ計算式の問題が100問あったとします。
(上の写真のような問題です)
まずこの100問を解きます。
そのうち40問を間違ったとします。
この40問を講師が解説します。
(自習の場合は解説を読みます。)
次に今間違った40問を解きます。
40問を解いて、今度は15問間違ったとします。
この15問を講師が解説します。
そしてまた間違った15問を解きます。
15問解いて5問間違えたとします。
この5問を講師が解説します。
そうしたら今度はこの5問を解きます。
5問解いて1問も間違えなかったとします。
そうしたらこの箇所の練習は終わりです。
このように
間違った問題だけを何度も解き直して、最終的に全問正解できるようにする、
このことを指導します。
ここでポイントが2つあります。
1つ目はノートに書くと言うことです。
問題集・問題プリントに直接書き込んでしまうと、繰り返し解くことが困難になります。
ですからきちんとノートに解きましょう。
(直接書き込みたい場合は、問題用紙をコピーしてそれに書き込みましょう。)
2つ目は、間違えた問題にチェックを入れると言うことです。
例えば1回目間違った問題には赤、
2回目も間違った問題には青、
3回目も間違った問題にはオレンジ、
と言った風に、重ねてチェックを入れていきます。
(下の写真がその例です。)
こうすることで、
自分がどの問題を間違えたか、
何回間違えたのか
がわかります。
チェックが多い問題は自分が苦手な問題ですので、
力を入れて勉強しなければならない
のだということが一目瞭然です。
また反対に、チェックを入れなくて済む問題が増えますと、
「こんなにできるようになった」
と実感してうれしくなり、やる気もアップします。
このようにi-formでは
勉強法の指導をし、生徒の自習へとつなげます。
お子様の勉強でお困りの方はぜひi-formへご相談ください。