みなさんこんにちは。i-form担当講師の渡辺です。
「国語は全ての勉強の基礎であり、国語の勉強には音読が効果的だ」と、このブログでたびたびお話ししてきましたが、今回は正しい音読の仕方を紹介したいと思います。
その前にまず、お子様がきちんと音読できているか、以下の項目をチェックしてみてください。
①誤読・読み飛ばしがある。
②一字一字読んでしまい、先に来る言葉をある程度予想しながら読めない。
③あわてて速く読もうとする。
④点や丸、切りの良いところで息継ぎができない。
⑤単語・文節の途中で言葉を切ってしまう。
⑥イントネーション(抑揚)が不適切、もしくは平坦な読み方である。
⑦語尾を変えてしまう。
お子様はいくつあてはまったでしょうか?2つ以上あてはまったら正しく読めていないと言えます。
正しく音読できていないと、
1.ただ文章を読むだけで手間取り、内容を理解するという次の段階に進めません。
2.なんとか内容を理解しようとしても、
a:「て・に・を・は」をきちんと読まないので、主語述語の関係「誰が何をした」「何がどうである」が把握できません。
また、
b:「さえ・でも・しか・まで・ばかり・だけ・くらい・か」といった助詞、「られる・させる・たい・ようだ・らしい・そうだ」といった助動詞をきちんと読まないので、限定・可能・使役・推量の意味が文中に含まれていることに気づきません。
そして、正しく音読のできない子は学校のテストとなったら、
文章を読むだけでも時間が取られ、内容を理解できずに問題が解けない
ということになります。
こういった生徒には正しい音読の指導が必要です。
i-formの音読の指導は上記7つのチェックポイントを直すというものです。つまり、指導項目は以下のようなものになります。
①誤読・読み飛ばしを直す。
②一字一字読まず、先に来る言葉をある程度予想して読めるようになる。
③あわてずにゆっくり読めるようになる
④点や丸、切りの良いところで息継ぎをする
⑤単語・文節の途中で言葉を切らずに読む
⑥適切なイントネーション(抑揚)で読む
⑦語尾を変えずに、書いてある通りに読む。
以上の項目の改善のためにi-formでは日々音読の指導をしております。
お子様の音読の仕方や国語力が気になるという保護者の方は、i-formにご相談ください。