みなさんこんにちは。i-form完全個別対応授業講師の渡辺です。

i-formでは生徒に定規の使い方を指導しています。

 

小学校では算数の授業で定規を使って直線を引いたり図形を描いたりする機会があります。みんな難なくこなしているように見えますが、定規を使って線を引くのが苦手な子もいます。定規が苦手とはどういうことかと言いますと、

 

途中で定規がズレて真っ直ぐに線が引けない

線が狙ったところに引けない

やっと線が引けても時間がかかる

 

といったことです。

「練習すればそのうち上達するだろう」と親御さんも先生も思って放っておくことが多いのですが、

定規が苦手な子はむやみに練習させても線が引けるようにはなりません

細かく指導したうえで練習しないと上達しないのです

 

それではi-formではどのように指導しているのかをお話ししたいと思います。

 

例えば長方形を描く場合です。線を引くときに定規の押さえ方がおかしいことがあるのでそれを直します。下の画像は、生徒が赤ペンで描かれた長方形を鉛筆でなぞるという課題をしたときのものです。

上の画像のように定規を押さえてしまうと、線を引く途中で左手が邪魔になりますし、定規がズレやすくもなります。

これを下のように定規の位置と手の位置を変えるよう指導します。

このように定規の位置と押さえ方を変えますと、左手が邪魔にならず、定規がズレにくくもなります。

また、右の縦線を引くときに、生徒は下の画像のように定規を押さえてしまいました。

今度は左手が邪魔になることはありませんが、押さえる力が定規全体にかからず、線を引いている途中で定規がズレてしまいます。

これを下の画像のように定規と手の位置を変えるよう指導します。

これなら定規全体を押さえることができ、定規はズレません。

手の位置や定規を押さえる箇所を指導したうえ、何回も繰り返し練習することで、定規が苦手な生徒も線をうまく引けるようになります

簡単なことに思えるかもしれませんが、定規が苦手な生徒は手の位置や押さえる箇所を変えるという発想を1人ではできません。だからi-formでは基本的な動作から指導をしているのです。

 

定規の他に分度器コンパスの使い方も細かく指導しております。

定規など道具の使い方が苦手なお子様がいらっしゃいましたら、ぜひi-formにご相談ください。

 

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