皆さん、こんにちは。i-form代表の斉藤です。

今日のテーマは、「子どもに通りやすい話し方」です。

特性がある子、反抗期の子、ご家庭により状況は様々ですが、お子様に上手に何かを伝えるときに有効な話し方を紹介します。

一言でまとめると、
You(あなた)メッセージではなく、I(私)メッセージを使いましょう!
です。

これは、コーチングやカウンセリングのテクニックの一種です。
(ちなみに私斉藤は、社団法人スクールコーチング協会の理事でもあります)

I(アイ)メッセージが、発達障がいや反抗期の子にに届きやすい理由

子どもへの関わりで、つい言ってしまいがちな言葉が、
「なんでできないの?」
「また忘れてる!」
「静かにしてよ!」
などの言い方。
これは、全て最初に「あなたは」という主語が省略されています。
そのため、You(あなた)メッセージと呼ばれます。
これは、相手を責める印象になりやすく、子どもは防御的になったり、反発したりしてしまいます。

一方で、「I(アイ)メッセージ」という伝え方があります。
これは、「私はこう感じている」という、自分を主語にした伝え方です。

たとえば…

✖「なんでそんなにうるさいの?」(Youメッセージ)
〇「大きな声だと、私はびっくりしちゃうな」(Iメッセージ)

Iメッセージは、子どもを否定するのではなく、自分の感情を伝えるだけなので、
子どもは「怒られた」「否定された」と感じにくく、落ち着いて受け止めやすくなります。

Iメッセージをうまく使うと、子どもも「どうしたらいいか」に自然と気づきやすくなります。
指示や注意を減らしても、子どもの行動が変わっていく――そんな場面も増えてきますよ。

毎日は難しいでしょうが、上記のことを頭の片隅に入れておけば、20回に1回くらいはうまく話せるかもしれん。
最初はその程度で十分です。
少しずつ、お試しください!

お子様とのかかわりでお悩みでしたら、是非i-formへご相談下さい。

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