──葛西の個人塾 i-form が教える、本当に必要な力とは?

皆さん、こんにちは。i-form代表の齊藤です。

「うちの子、頑張ってるはずなのに点数が上がらない」
「勉強しなさいと言っても、すぐ席を立ってしまう」
i-formにも、こうしたご相談は毎日のように届きます。

のべ2000人以上を指導してきた経験からはっきり言えるのは、
勉強が苦手な子は、“勉強ができない”のではなく、“頑張ることができない”(ことが多い)ということです。

この記事では、特に
小学校で80点・中学校で40点以下を取る子の共通点と、
彼らがまず身につけるべき「頑張る練習」についてお伝えします。


■ 勉強が苦手な子に共通する「頑張れない」という壁

アイフォームで指導していて、こんな子に出会ったことがあります。

  • 1日1時間以上勉強すると頭痛や腹痛になる

  • 授業中、15分おきにトイレに行きたがる

  • 試験前日でさえ、
    3分勉強 → 手が止まる → 5分 → 指をいじる の繰り返し

こうした子の中には、
・発達障がい
・グレーゾーン
・境界知能
…などの可能性を持つ子もいます。

しかし、一般的な公立小中学校で生活している以上、「努力」から逃げることはできません。
そして大事なのは、
彼らは「頑張らない」のではなく、「頑張れない」「頑張り方がわからない」ということです。

昔、勉強をしない生徒とじっくり面談し、聞いてみたことがあります。
「怒らないから言ってみ?」と否定しないように心がけながら。

返ってきたのは、次のような“完全に本気”の言葉です。

  • ストレートネックだから勉強できません

  • 「好きなゲームを飽きるまでやり尽くす前に宿題の期日が来るからできない

  • 「テスト2週間前に勉強すると当日には忘れるから、前日だけやる

大人から見れば“言い訳”にもほどがあり、聞いた瞬間怒り出すのが普通です。
しかし、本人たちは真剣。本当にそう思っているのです。
(当然、怒られるから親には言いません)

つまり、
「努力の段取り」も「頑張る意味」も理解できていません
目の前の、自分の気分の、「快/不快」だけで動いている状態です。

<成績を気にするより重要なこと>

勉強を「道具」にして、頑張る練習をする

勉強が苦手な子は、
「勉強で点を取る」以前に、「頑張る筋力」を育てる必要があります。

スポーツに例えるなら、
走り方を教える前に「歩く筋力」をつけないといけない、という状態です。

▼ アイフォームで実際に行っている「頑張る練習」

  • 3分だけ集中する練習から始める

  • 途中で気が散っても、まずは30秒だけ座り直す

  • 勉強量ではなく、“頑張った回数”を記録して褒める

  • 「今日の頑張る目標」を明確にし、必ず達成感を作る

こうした積み重ねで、
「頑張れた!」という成功体験が増えていくと、
自然と “努力すること自体が苦手じゃなくなる” のです。

そしてこの力こそ、
中学・高校・大人になってもずっと必要になる大切な基礎能力です。

■ もし今、勉強が苦手な子なら…

早めに相談してください

小学校80点・中学校40点以下の子の中には、
「やればできる」段階を超えて、
“頑張る練習が必要” な子が多くいます。

そして、
頑張る力を育てるには 早いほど効果的 です。

葛西の個人塾 i-form(アイフォーム) では、
勉強が苦手な子、集中が続かない子、頑張るのが苦手な子を専門に指導してきました。

「うちの子、このままで大丈夫かな…」
そんな不安が少しでもあるなら、どうか早めに相談してください。

頑張る練習ができれば、成績は必ず後からついてきます。

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