皆さん、こんにちは。江戸川区葛西の塾【i-form・斉学舎】代表の斉藤です。
さて、今回は勉強が苦手なお子様がいるご家庭で、「お子様が小学生のうちにしておいた方が良いこと」を3つ書いてみようと思います。

第一に、自己肯定感!
勉強はスモールステップでいきましょう。
学校の進度に追いつかなくても大丈夫。

中学校に入ると、定期テストがあるから大変です。
学校の先生の要求水準は高いですし、平均点も35~65点と小学校に比べて低いです。
小学校では70点くらい取れていても、中学校では30点に下がることはザラです。
ですから、中が校では勉強が苦手なだけで、どんどん自己肯定感が削られます。

小学生のうちに「○○は苦手」でも「△△は得意」を見つけましょう。
出来れば、将来のお仕事に繋がるような「得意」が見つかるといいですね。
(ちなみに、スポーツは将来に繋がらないことが多いです…m(__)m)

第二に、「最低限の読み書きそろばん」です。
どんな将来を考えても、さすがに苦手過ぎると損をします。
四則計算、漢字の読み書きは絶対やりましょう。
漢字の書き取りが苦手でも、とにかく読み(と意味)だけでもやります。
出来れば算数の割合ができると嬉しいけど、難しいかな…?
(買い物はもちろん、住宅ローンや確定拠出年金、NISAでも使うんですよね、割合)
小学校のテストは全科目85点程度は取りたいですし、中高生の間に、最低でも各種検定の3級までは取りたいです。

第三に、「特性がありそうな場合は検査を受けましょう」
もし「学校の点数が悪すぎる」「生活に不便がある」という場合は、
WISC(ウィスク)などの検査をした方が良いでしょう。
小中学生に療育を行う「放課後等デイサービス」は、定員いっぱいのことが多く、中学生からは入りにくいです。
しかも、小学5年~中学生頃になると、スマホなど興味の幅が広がり、自分の意見を強く持つようになります。
そのため、療育の効果が出にくくなる傾向にあります。
「もしかしたら何らかの特性があるかも」と思われたら、出来るだけ早いうちに検査を受けた方が良いでしょう。 

<まとめ>
最終的に、「得意」が見つかって、勉強以外のことで勝負できるようになれば、普通に就職して自分の力で暮らしていきましょう。
もし無理だった場合は、小中学生のうちは放課後デイなど公的な支援を受けておき、
年齢が上がれば就労移行支援などの福祉サービスも使い、スキルアップを図ります。

今は、障がい者雇用の枠が拡大しています。公務員や大企業の雇用枠なら待遇も悪くありません。
(一番の長所は、一般枠よりも配慮があるので、パワハラなどで潰されにくいです)

お子様の将来を考え、出来ることから対策を立てていきましょう。
お勉強が苦手なお子様についてのご相談は、随時承っております。
問い合わせフォームよりご連絡ください。

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