皆さん、こんにちは。斉学舎・i-form代表の斉藤です。
今日は、中学生の「やる気を出す方法」をお話しします。
主に、江戸川区葛西にある公立中学校(葛西中、東葛西中、葛西三中など)の生徒をイメージしています。
といっても、まず中学生のように、自我の発達が進んだ状態で、
「やる気」のような内面に関わることに干渉することは、非常に困難です。
というか、本当は不可能です。
例え親子であれ、他人同士です。他人の内面に干渉することは非常に困難です。
本来「やる気」とは、
自分でやってみようと考えた「自己選択」
△△をやったらこうなる、という「成功の予感」
この二つがそろって初めて出るものです。
あくまで、自分のやる気は「自分で出すもの」なのです。
という前提に立ったうえで、でもやる気を出させるとしたら、どうしましょうか。
いくつか方法があります。
1、力ずくでまずやって成績上げる
斉学舎のグループ授業のやり方です。
「やる気とかどうでもいいから、まずやれ!」
「出来るまでやれ!覚えるまでやれ!」
「宿題はサボったら居残り!」
などといった感じで、自分の気分と勉強とを分離させます。
本来、「勉強は習慣」であり、気分と関係するものではないからです。
ですが、これは諸刃の剣で、今やる気がなく、勉強も苦手で、目の前の問題に躓いているのに、
ただ「出来るまでやれ!」と言われるので、かなりのストレスがかかります。
しかし、点数が上がれば当然やる気も出ますので有効ではあります。
もし学校の通知表に2がいくつもある場合は、あまりお勧めしません。
しかし、今まで斉学舎で、
「社会4点→74点」
「9科目22→33」
など、一気に学力を上げ、その結果やる気が出た子もいるので、
もし本人が希望するのであれば、やってみても良いでしょう。
2、スモールステップで簡単な問題から
まず、今の学校の成績は諦めます。
下手なプライドは捨てましょう。苦手なのには理由があります。
(数学の確率など積み重ねが必要無い分野は大丈夫)
そして、本人が躓いたところから一つ一つ練習していきましょう。
中学2年生の、「連立方程式」で点数が低かったとしたら、
中1方程式→中1正負の数→小6四則計算→小5・小4・・・
などのように前の学年まで戻っていきます。
現に、私が今指導している中2・3の生徒の複数名が、
2ケタの引き算や、割り算の練習を行っています。
当然、直接学校の対策にはなりませんが、
本人の学力は確実にアップします。
そうすれば、
「出来なかったことが出来るようになる」
という喜びから、今までよりやる気が出るでしょう。
もし、お子様のやる気がなくお困りであれば、下記問い合わせフォームよりご連絡ください。