こんにちは。江戸川区・葛西の補習塾「i-form(アイフォーム)」代表の斉藤です。
今回は、「通知表で『2』が何個もある子は、どうすればいいのか?」というテーマでお話しします。
特に中学2年生や3年生のご家庭には、ぜひ読んでいただきたい内容です。
特に、小学校の時に80点以下が多かった人は、中学校で2がつくことが多いです。
また、同じく小学校の時に英語を習っていなかった場合、学校によっては10点台になることすらあります。
■「2」がつくという現実
通知表で「2」がつくということは、、、
・テストの点数が20〜49点ほど
・提出物もきちんとできていない
・小テストなどが悪い
・振り返りシートをちゃんと書けていない
では、そういった場合に取るべき行動は何でしょう?
大きく2つの道があります。
選択肢①:「本気で成績を上げる」道
これは、成績が上がるまで徹底して努力する方法です。
必要な学習量が毎日5時間なら、迷わず5時間やる。
部活を辞める覚悟が必要なら、そこまで踏み込む。
体調や気分に左右されず、とにかく「成果が出るまでやり切る」スタイルです。
厳しいようですが、やれば必ず成果は出ます。
ただし、本気でやり切る覚悟が必要です。
選択肢②:「自分なりにがんばる」道
こちらは「今の自分にできる範囲で努力する」方法。
たとえば、毎日30分しか勉強していなかった子が、1時間できるようになる。
それだけでも立派な成長です。
ただし、この方法では通知表の「2」はそのままかもしれません。
(上記のように勉強時間が倍になったらすごいことですが、本当は3時間や5時間が必要かも?)
でも、自信や学習習慣、勉強への抵抗感を減らすなど、目には見えにくいけれど大切な力がついていきます。
■おすすめは「②をベースに①に近づく努力」
勉強が苦手な子には、いきなり①の厳しい道を選ばせるのではなく、②からスタートするのがおすすめです。
そのうえで、少しずつ①に近づけるような工夫をしていくと、現実的かつ成長につながりやすくなります。
そして、どうしても通知表の改善が難しい場合には、「都立の普通科の最底辺校」ではなく、
「専門学科」や「実技重視の学校」など、自分に合った進路を選ぶことも視野に入れておくとよいでしょう。
大事なのは、「何を目指すか」「どこまでできるか」を親子でしっかり話し合うこと。
自分に合ったスタート地点から、着実に前に進む道を一緒に見つけましょう。
勉強の進め方や進路のご相談は、ぜひ斉学舎・i-formまでお気軽にどうぞ。