皆さん、こんにちは。i-form(斉学舎)代表の斉藤です。
さて、今回は、整理整頓が苦手で、学校のカバンの中身がいつもピンチな方向けのお話です。
整理整頓が苦手な子は勉強が苦手なことが多いですし、
小学校や中学校のお知らせや、持ち物などをお母さんが把握することが難しくなります。
中学校になれば、学校の課題提出の際に「プリントが無い!ノートが無い!」などという騒ぎにもなります。
でも、意外と整理整頓難しいですよね?
たまに片づけさせても、すぐに汚くなるし・・・
巷にあふれている対処法は、どれもきれいごとだったり長続きしなかったり。
ですから、今回は、
出来るだけ現実的に、
「最低限これだけやっておこう!やらないよか絶対マシ!」
という対策を紹介します。
1,紙を折る練習
これは、小学4年生くらいまででしょうか。
とにかく、折り紙か何かを使って、紙をぴったり折る訓練を繰り返します。
面倒でも、保護者の方が一緒になって、紙の持ち方から指の使い方まで、懇切丁寧に教えます。
また、部屋でもカバンに入れるときでも、紙類はクリアフォルダに入れる癖をつけましょう。
2,ドキュメントファイルで整理する
小5~中3向けですね。
右の写真のようなものなのですが、いや、カバンの中に入る箱状のものなら、もう別に何でもいいです。
とにかくプリント類はその中に全部ぶち込み、1週間に一回、整理整頓します。
「いつもちゃんとさせなければ!」から、
「とりあえず、無くさなければいいや!」
にシフトチェンジします。
ちなみに、週1回の整理整頓は、保護者の方がやってもOK。
3,根気よく中学3年生まで手伝う
2番にも書きましたが、どうしても整理整頓が苦手なら、保護者の方が手伝っちゃいましょう。
「もう中学生なんだから、それくらい自分で・・・」
と思いますが、中学生は小テストに定期試験、課題提出に学芸会などイベントに・・・
と大忙しです。中学生の情報量、とんでもなく多いです。
整理整頓が苦手なお子様は、そこまで頭が(能力が)回りません。
昔いた生徒の話ですが、保護者の方が20人くらいでグループラインを作って、
「〇〇は何日が提出期限だから・・・」とか
「うちの子が〇〇はプリント提出しなくて良いって言ってるけど本当?」
と相談し合っていました。そこまでして初めて、やっと、なんとかなったそうです。
学校ワークのチェックや、予定管理、プリント整理などは、保護者の方と一緒にやりましょう。
整理整頓がちゃんとできる子になってくれるのが一番ですが、なかなかうまくはいかないものです。
整理は苦手、と受け入れた上で、日々なんとかしていきましょう。
斉学舎では、上記のような相談をいつでも受け付けています。
ご連絡、お待ちしております。