皆さん、こんにちは。葛西の勉強が苦手な子向けの補習塾【i-form】代表の斉藤です。

「うちの子、勉強は嫌いだけど、興味のあることは集中するんです
そんな声を、私たちはよく耳にします。そして実は、それは素晴らしい個性です。
やりたいこと、好きなことがあるのは強み。
だけど――その「好き」を将来の仕事や夢につなげていくには、は基礎学力がとても大切なのです。

先日、ある小学生のお母さんが教室でこう話してくれました。
「うちの子、『ゲーム会社でキャラクターデザインをしたい』って言い始めたんです。
でも、図工は得意でも、国語と算数はボロボロで…」

実はこの「夢」には、見た目以上に学力が必要です。ゲームの企画を立てたり、仕様書を読んだりするには読解力が不可欠。
数字を使った開発予算や進捗管理が必要なこともあります。
好きなことを本気で仕事にするには、小中学校のテスト勉強レベルの力は最低限必要なんです。

<好きなことしかしない、は超危険!>

ちょっと想像してみてください。あなたが社長だったら、「俺、好きなことしかしません」っていう人、雇いたいでしょうか?

例えば、建築の現場で働く職人さん。
カッコよくて技術も必要な仕事ですが、実は関連法規を理解したり、進捗管理表を読んだり、
期に間に合わせるスケジュールを組んだり…そういった「頭を使う」仕事も日常的です。

また、ある会社で「仕入れ先の相見積もりを3社からとった」時に、
「〇〇社は定価の2割引き、△△社は20個まとめて3割引きって言ってて…」などとなっても、
どちらがお得か計算できなかったら困りますよね?

つまり、「好きなこと」を本気で仕事にするためには、
やっぱり小・中学校の学び=社会で通用する土台が必要なんです。

<努力の仕方を知っている子が伸びる!>

「でも、うちの子は勉強が苦手で…」という方へ。
大丈夫です。勉強が得意じゃなくても構いません。むしろ、勉強を道具にして、努力の仕方を学べばいいんです。

大人だって、いきなり難しい仕事はできません。まずは基本から、少しずつ経験していきますよね? 勉強も同じです。
まずは、本人の学力に合わせた、基本的な範囲からで大丈夫です。少しずつ始めましょう。試行錯誤しながらになるでしょう。

それで十分です。
むしろ、子どものうちに「わからないところを整理する」「自分に合ったやり方を見つける」という体験をしておくことが大切。
これは一生使えるスキルです。

勉強が苦手な子こそ、できるだけ早いうちに対策を始めておくと、その子に合ったやり方が見つかりやすくなります。
是非、早いうちに、好き嫌いにかかわらず、勉強を始めてください。
将来「やりたいこと」が見つかったとき、大きな助けになってくれます。

<最後に>
お子さんが「〇〇に興味がある!」と言ったとき、それは成長のチャンスです。
その夢が大きく育つよう、今は土台作り=勉強を一緒に始めていきましょう。

葛西の補習塾【i-form】は、勉強が苦手な子でも、自分のペースで成長できるようにサポートしています。
「どうやって始めたらいいの?」というご相談も大歓迎です。
ぜひ、こちらからお気軽にお問い合わせくださいね。

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