皆さん、こんにちは。葛西の補習塾【i-form(アイフォーム)】代表の斉藤です。
さて、今回も引き続き、「伸びる子」と「伸びない子」の違いを書いていきます。
本気で勉強を始めたとき、急激に伸びる子は何が違うのでしょうか。
3、先生の指示に素直に従える
先生は、日頃の授業で頑張って勉強方法や、問題の解き方、漢字の覚え方などを指導します。
ところが、全ての生徒がその通りに従ってくれるわけではありません。
小学校高学年~中学生に多く、
「自分のやり方の方が良い」
「めんどくさい」
など、理由をつけて指示通りにやりません。
もしくは、授業中は「はい!わかりました!」と答えはしますが、
結局宿題など一人でやるようになると、指示通りにやりません。
小学校高学年、中学生になると自我が確立しはじめ、自分の意志が強く出てきます。
それは成長の証なので良いことでありますが、悪い方に働いてしまうこともあります。
もちろん、そんな状態になっても何とかはなります。
本人の話をよく聞いて、信頼関係を築き、少しずつ改善することは可能です。
そうすれば、反抗はしつつも仲良くなってくれますから、こちらの忠告も少しずつ聞いてくれるようになります。
しかし、、、話が本人に通るようになるまでに何か月かかることやら。
例えば以前指導した中学2年生(4月入塾)は、
信頼関係構築に3か月
「努力すること」の訓練に4か月
小学校と中1の復習に1年
この間はほとんど成績は上がりませんでした。
効果が出始めたのが3年生になってから。
最初の1年半の間は、保護者の方と試行錯誤して、本人と何度も面談を重ねていました。
ありがたいことに、すぐには成績上がりませんでしたが、その間も信頼していただき、
対応を任せていただきました。
結果的に成果は出て、高校受験は成功しました。
ただ、このようなこと(すぐには成績上がらない)を、どのご家庭でも同じように任せていただけるとは思えません。何せ、塾は成績を上げるためにお月謝を頂いているのですから。
ですので、お勉強のことを考えるのであれば、是非小学校低学年のうちに対策を始めておくことをお勧めします。