皆さん、こんにちは。i-form・斉学舎代表の斉藤です。

さて、今回は江戸川区の公立中学校(東葛西中・葛西中・葛西三中など)の、内申対策について書きます。

特に「主体的に学習に取り組む態度」が、一番大事です。
昔の「関心・意欲・態度」と呼ばれていたものです。

塾では勉強を教えます。解き方やノートの書き方も指導できるでしょう。
ですが、この「主体的に学習に取り組む態度」は、
・問題集やレポートなどの提出物
・振り返りシート
・発表活動
などが評価対象です。

なお、以前のような、挙手回数や先生への質問、授業中の姿勢などは、評価の対象にはなりにくくなっています。
(もちろん、授業態度が大事なのは当然です)

そのため、テストができるだけでは内申が取りにくくなっています。
例えば、2年前の東葛西中の教え子で、3年2学期に数学で100点を取った子が、5段階の3でした。
東葛西中は「学びの足跡シート」という振り返りシートがあります。
一つの単元が終わった後「わかったこと・大切な考えなど」「もっと知りたいこと・よくわからないこと」などを、小単元ごとに書いていきます。
彼は斉学舎で数学を十分に学んだ後だったので、
「新しく学校で学んだことはない」
「教科書内容は全て理解していた」
「特に追加で知りたいことはない」
と思っていました。
(もちろん直球でそのまま書いたりはしません)

その結果、適当に書いた結果、学びの足跡シートでは、良い評価は得られませんでした。

ちなみに、「彼より点数は低いが、内申は高い子」が、
学びの足跡シートは、「学校の先生が書いてほしそうなことを先読みして書けば楽勝」と言っていました。
例えば、2次関数を学んだ後、
「1次、2次関数があるなら、3次関数はあるのかな・どんな式になるんだろう?」とか、
「いろいろな式がグラフに出来るが、円のような図形の形になるグラフはあるのだろうか?」など。
実はもう知っている事柄でも、さも知らない風を装って書くと評価が高いとのこと。

自己や他者、状況を客観的に見渡し、相手の立場や考えを読む能力「メタ認知」が高い子が有利です。

言い換えれば、例え点数が取れても、「コドモ」な生徒には対応が難しい、といえるでしょう。

単なる勉強ではなく、早くから自己客観視ができるよう、トレーニングを重ねたいですね。

 

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