皆さんこんにちは。斉学舎塾長の斉藤と申します。

今回は、i-formと、その母体となった斉学舎について書きます。

i-formの母体の塾である斉学舎は、もともと「勉強が苦手な子のための塾」です。もちろん、成績が良い生徒もいますが、大多数は入塾時の成績が悪い子ばかりです。

斉学舎に来る、勉強が苦手な子を、いくつかのパターンに分けてみました。

1、単純に「今までサボってきた」から出来ない

2、本人の性格や精神的成長度合いが学校での成績アップに向かない

3、本人に責任のない理由(発達障がい等)で成績が上がらない

 

斉学舎の生徒のほとんどは1番目のパターンですが、この対策はある意味単純で、「出来るまでやらせる!」ことで、ほぼ解決できます。

問題なのは、2と3のパターンです。

2では、「性格」を挙げましたが、別に悪いことではありません。ただ、学校でよい成績をとるのが、他の人に比べ難しいのです。

具体的には、
「内気で自分から疑問点を質問しない」
「まだ精神的に幼く、要・不要ではなく快・不快で物事を決める」
「忘れ物が極端に多く、宿題をやらない」
「落ち着きがなく、集中力が長続きしない」
などです。

ちなみに私は今では塾長などしていますが、昔はこの2パターン目にあてはまり、「落ち着きがない・忘れ物が多い」というタイプでした。ちなみに、母に「物理的に」矯正されて少しはマシになりましたが、随分ひどい目にあいました(鞭で叩かれたこともあります苦笑)

この2パターン目の子ども達ですが、軽度の場合は1パターン目の子と同じく「出来るまでやる!」で解決します。しかし、これが重度になるとそういうわけにもいきません。
パターン3の「発達障がい等」にあてはまる可能性があります(昔の私もそうだった可能性が高いです)。

例えば、ADHD(注意欠陥多動性障がい)が原因で集中力が長続きしない子に「集中しろ!」といっても意味はありません。
すぐには不可能です。

視覚優位の子に「このページをやれ!」と叫んでも耳からの情報が入りづらいため本人はよくわかりません。

自閉的傾向の強い子に「なんで自分の意見を言わないんだ!」といっても仕方のないことです。

 

明らかに障がいがある場合(3パターン目)は「愛の手帳」が交付され、様々な行政サービスが受けられますが、所持している人はごく少数です。

最も悩んでいる人が多いのは、2パターン目で、「もしかしたらうちの子は・・・?」といった程度のグレーゾーンと呼ばれている子ども達。

およそ、全人口の5%程度がこのグレーゾーンと言われています。
親世代だとまだ病名ははっきりとされていませんでしたが、「クラスに1人や2人はいるちょっと変わった子」達のことです。

 

そこで、斉学舎では平成30年3月より、グレーゾーンの子供たち専門の学習コース『i-form(アイフォーム)』を開設いたしました。

「学校の勉強についていけない!」

「このままだと行く高校がないのでは!?」など、

勉強面でお悩みの方はぜひ03-6661-4835(齊藤)までご連絡いただくか、下記のHPよりお問い合わせください。

i-form問い合わせフォーム

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