皆さん、こんにちは。葛西の補習塾【i-form(アイフォーム)】代表の斉藤です。

さて、今日は勉強をするときに教科書をちゃんと読まない(読めない)子向けのお話。

おおざっぱですが、小学校で70点以下、中学校で50点以下の子は、一人で教科書は読めないでしょう。

こんな子たちにおすすめなのが・・・

ずばり、漫画です!

下手をすると、今の子たちには、漫画は「遊び」ではありません!

「うちの子、教科書を読んでもまったく頭に入らないんです…」
塾でよく耳にするお悩みです。でも、それはお子さんが“怠けている”わけではありません。今の子どもたちは「文章を読む力」が大人世代よりずっと落ちている、そんな時代なんです。

たとえばSNS。かつては「X(旧Twitter)」が流行っていましたが、今の中高生はあまりXは見ません。

Xの文字数制限は140文字。

なんと、今の中高生にとって「140文字は長すぎる」のです!

ちなみに、YouTubeの動画もあまり流行りません。数分~十数分の動画ですら、長すぎます!

中高生の間では、TikTokやInstagramなど、数秒〜1分の短い動画で情報を得るのが当たり前になっています。

そんな現代の子に、「文章中心の教科書」で理解させるのはかなり難しいと言えるでしょう。

 

ということで、、、
苦肉の策です。
勉強関係の動画を見てくれれば一番よいのですが、絶対に他の動画やゲームを始めてしまうので、、、

「学習漫画」を活用しましょう!
(特に理科社会)

「マンガなんて、勉強に使っていいの?」と心配になるかもしれませんが、今の時代、学習漫画は“読める教科書”です。
なんと、ちゃんと本屋さんに、中学校の教科書準拠の学習漫画が売っています!
ちなみに、私の家(東葛西)にあるアリオでは売っているのを確認しました。

ポイントは、
空き時間、休み時間に適当に読むことを期待するのではなく、
「これを使って社会の○○を勉強する」と目的意識を持って読むことです!
そのうえで、漫画で大まかな流れやイメージをつかんでから、学校の教科書や問題集に取り組む。すると、
        •       「あの場面だ!」
        •       「あのキャラが言ってたことだ!」

という形で記憶がつながり、定着しやすくなります。

<おすすめの使い方>
        1.      まずは学習漫画で全体を把握
 難しい語句や背景も、会話形式で自然に理解できます。
        2.      教科書や基本問題を使って確認
 「わかったつもり」になっている部分をチェック。
        3.      必要に応じて、また漫画に戻る
 わからないところは、もう一度漫画に戻ってOK。

「勉強は机に向かってガマンするもの」という思い込みを外して、「どうすれば理解できるか」を工夫しましょう。
学習漫画は、そのための“立派な教材”です。どんどん使っていきましょう!

 

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